2011年12月アーカイブ
10年に一度の好条件、そして、幸いなことに雲がほとんどなかった今年の皆既月食。
皆さんは、ごらんになりましたか?
月くらいなら、東京の都市部でも余裕で見ることができます。
寒いですから、家のベランダから見てみることにしました。
しかし、銭湯から帰る6時くらいになると、これから自分の身の上に起こる重大な天文現象を知らない真ん丸の青白い満月が、静かに昇ってくる様子が見れました。
結局、急に決心した私は、富士山麓、河口湖側のスポットに出掛けてきました。
天気は良いのですが、気温はマイナス3度、そこに、三脚が倒れそうな強風で、死んでしまいそうでした(笑)。
次第に満月が左側から欠けてきて、暗くなっていきます。
その円弧状の影は、私たちが立っている地球の縁(へり)の形です。
地表に大きな旗を立てて、振り回すと、その影が月に映るのではないかと思いました。
そのうち、赤胴色の円になると、一斉に周囲の星が光り始めました。双眼鏡で覗くと、いつもは円盤が浮かんでいるような満月が、地球表面の空気で乱反射された淡い光のため、いつもとは違って、球形の無機質な塊が暗黒の大宇宙にぽっかりと浮かんでいる様子が見てとれました。
寒さを忘れる瞬間です。
写真は、地球の本影に入ったため、大部分が赤くなっている月、そして、暗くなった月を待って一斉に光りだした星々です。ちょうど、冬の一番分かりやすい星座である、オリオン座の四角形の上に位置していますので、三ツ星とともに光る月がとても美しく見えました。
↓の写真は、ブログ用に加工したので、鮮明度が落ちています。
元の写真は、
http://homepage3.nifty.com/_den_/moon/1.png
http://homepage3.nifty.com/_den_/moon/2.png
です。ぜひ、こちらをご覧ください。
自分が仕事熱心でないことを正当化してくれそうなタイトルに、思わず手を出してしまった。(;^_^A アセアセ
アリの社会は、生物を取り扱う研究者にとっては、とても興味深い対象なのだそうだ。
人間の「会社」「社会」と違って、言われてみれば分かることだが、アリの社会には、管理職というものが存在しない。
女王バチは、確かにトップに君臨しているだろうが、巣の全体の作成、管理維持を統制するものではない。
ある瞬間をみると、7割のアリは休んでいるのだそうだ。そして、1割は一生働かないのだとか。
意味もなくそのあたりを歩いてみたりしているだけで、仕事らしい仕事をしていないのだという。
そういえば、黄金律の話の中に必ず出てくるものとして、どんなに働き者だけを集めて来た集団であっても、彼らが一つの集団として再結成されると、必ず3割はサボるのだそうだ。逆に、サボっているばかりの3割の人を集めて再結成すると、7割が働き、3割がサボるのだそうだ。
経営者は、全員が、働く会社を望むのだろうが、実際にはそういうことはない。
この本の主旨は、その、働かない存在こそが、組織を作るために重要だということを、アリをきっかけとして、学ぶということである。
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