2011年10月アーカイブ
2冊目のubuntuの入門書の内容が古くなってきてしまったため、改版を出すことにしました。
「○○をクリックすると●●することが可能です」。
というのが、多くのハウツー本の基本でしょう。
今書店に並んでいる入門書の多くがこのタイプで、ページ数を削り、文章を減らし、きれいな写真を多くする傾向にあります。
理由や背景を身に着けることより、早々に結果を出すことが求められる傾向にあるからです。
そうでなく、「今なにをしているのか」、「何が目的なのか」、「失敗するとどうなっちゃうか」、そして、「コンピュータって何なのか」、ということを、語ろうとして、今回これを書きました。
しかし、今振り返ると、力及んだとは言えない部分もあります。(サルでもできる反省モード)
世の中に向かって、自分の意見を出して、それを皆さんに読んでいただく、ということは、ある意味、恐怖かも知れない。
どなたかがおっしゃっていたが、ゲームマシンにハマっても、そのマシンのコンピュータに興味が湧いて、コンピュータを追及し、深く知ろうとする人は少ない。
それだと、ちょっと、勿体ないんだよな~~
・・・という考え方があって、書き方に拘ってみることになった訳です。
「無償OS & 無償ソフトで何でも揃う!
お気に入りのUbuntu
10.04 LTS 日本語Remix版」
http://www.cutt.co.jp/book/978-4-87783-279-7.html
昨日から、iPad・iPod・iPhoneのOSの最新版が公開された。
世界中の人が一気に新OSデータをダウンロードして、自分の端末に最新技術を入れて、その変化を体感したいらしい。また、意識しなくても、iTunesに接続すると、新規のOSがリリースされたため、更新処理を促すように導かれる。
ところが、ユーザーの人からは、非常に評判が悪かった。何回繰り返してもエラーが発生。どうやら原因は、サーバーが重いのが原因らしい。さすがに、世界中の人が一気にアクセスしてきたら、それは、たまらないだろう。
しかし、今日再度アクセスしてみたら、意外と軽く動いた。
どうやら、昨日から今日にかけて、何か改善がされたのか、動きがだいぶ違うような気がする。
これが普通のインストールだったら、インストール用のプログラムが個々にコピーして配布されてしまうので、配布元が何か修正を掛けようと思っても、また全員にインストーラーを配布しないと、修正することができない。
ところが、今回は、インストーラーは配布ではなく、インターネット上のどこかにある。ユーザは、iTunesというプログラムを使って、そのインストーラにアクセスする。だから、配布元管理者は、インターネット上のそのどこかにあるインストーラーを修正するだけで、全世界の人に最新のインストーラーを使わせることができる。
実に頭が良い仕組みだ。
この発想が、クラウドの良い所だ。
きっと、インストーラーが何か改善されたのだろう。昨日と今日では、だいぶ動きが違うような印象がある。もしかしたら、多くの人がインストールを終えて、集中が終わっただけかもしれないのだが、どちらにせよ、うまく行ったので良いとしよう。
さあ、新しい クラウドの世界を、iPadで体験しよう。
この時計、なんだか、変なものが生えていると思いませんか?
実は、時計の中にUSB接続方式のメモリーが入っているんです。
腕時計は原則いつもはめて出かけますから、外出先でちょっとしたデータを貰ってきたり、時々参照したくなるような個人データを入れておくと、結構便利なんです。
時計本体から延びるUSBコネクターは、いつもはバンドの中に埋め込まれていて邪魔にはならないのです。必要な時に引っ張り出すと、写真のように、コネクター部分が出てきます。
これを最初に考え付いた人は、偉いと思います。
時計本体というより、バンドの部分が壊れてしまいました。
汎用の腕時計交換バンドで、まさかUSBコネクターを格納する部分があるもの、なんて、存在するわけもなく、バンドの寿命とともに時計も寿命となってしまいました。
日本人であれば、今回被災をしなかった人であっても、必ず一度は「自分に何ができるだろうか」と自問自答する機会が有ったのではないかと思う。
そして、多くの人が「普段自分がやっていることをするのが一番だ」と思い、「被災をされた方々から勇気を貰う」という、妙な、有り得ない、ときに自己嫌悪を伴うような奇妙な感想を持たれた。
ミュージシャンは被災地に出かけてコンサートを開いた。
弁護士は体育館で損賠賠償の請求やローンへの対処方法を教えた。
医師薬剤師は機能を失った病院のそばに拠点を作り、常備薬を配布したり、臨時の診療所を作った。
「想定外の」という言葉は流行語大賞に推薦されそうだが、宇宙飛行士が初めて宇宙から地球を眺めた時に、国境線が書いていないことに気付いたり、大宇宙との一体感を感じたりするように、人々は自然の脅威や大きさ、人が自然の中で生かされているという感覚を覚えたと思う。
これらは、阪神大震災やチェルノブイリ、9.11の時には余りでなかった感想ではないかと思う。
政治家は国民を救済することより自身の社会的地位の保持の方が優先事項であることも再確認できた。
日本人が精神的に大きく成長したひとつの切っ掛けになったのではないかと思う。そして、見知らぬ人々との間に大きな一体感を持つことができた。人にやさしくなれたのではないだろうか。
まだ今ほどインターネットが活発でなかった時代に、彼氏がプロポーズをする際、新宿駅の大きな電光掲示板一杯に、
「○○ちゃん、愛しているよ! 結婚しよう(ハート)」
という文字を出して、サプライズを呼ぶ、という企画があった。一生忘れないプロポーズなんだろう。
最近は、ブログに書き込んだことが炎上すると、新宿駅の電光掲示板でも足元に及ばないくらいの強い訴求力・宣伝力で人々に伝わる時代になった。
皆さんは、インターネットでご自分のお名前を検索されてみたことがあるだろうか?
色々出てきてきっとビックリすると思う。
インターネットの怖いところは、本人が意図しないところであっても、情報が世界中に出されて広がって行ってしまうこと、それが本人に知らされていないこと、そして、中には誤った情報もあり、一度広がってしまったものを訂正することが不可能であることである。
あなたのお名前で検索をされた場合は、同姓同名という可能性もあるし、古い古い情報もいつまでも残る。ご本人が忘れてしまったことでもネットは忘れてくれない。良いことも、そうでないことも、載っている。
情報を発信することがブログやツイッター、FaceBookなどで誰でも簡単に出来るようになってしまったことで、楽しさだけが強調・意識されがちだが、反面、かなり怖い部分がいつも陰には付きまとう。
それは置いておいて、お子さんがお母さんの名前を出来心でネット検索したときに、自分のことが書かれているWebページを見つけたとき、お子さんはどういうお気持ちを抱かれるのだろうか。
母子の愛情の交流にWebも一役買う時代なんですね。
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