読みました。「残念な人の思考法」

世の中には、はたから見ると、なんでそういう行動をするのだろう、ちょっと○○すれば、すごくよくなるのに、と考えさせる人が何処にでも居るものだ。

 そして、同時に、きっと自分も気が付かないだけで、何か気づきがあれば、ずっとずっとパフォーマンスが上げられるのだろうという期待が何処かにある。

 写真.JPG

 初めのうちは、思ったようなケースについて語られていて、期待通りだと思った。

 以前からずっと疑問に思っていたことが有って、今は就職難で面接を100回くらい受けていて、それでも就職先が決まらないという方も多い。

 では、面接をする側は、いったいどういうことを考えて、どういう観点から短い時間で相手の人間を見抜くのだろうか。その尺度は、たとえばある人は、どういうものを持って居るのだろうか。

 この著者も、面談をして自分の会社に社員を雇う立場として、次のようなことを教えてくれた。

業務特性などにかかわらず、高いパフォーマンスを上げる可能性のある人の話は、以下の特徴を持って居るそうだ。

*話が具体的である。

*過去形で話をしている。

*後付けによる考えではない。

*やればよかった、と後悔していることや、ポリシーではなく、そのときに実際に取った行動である。

*他人とかかわる部分については、その会話内容まで詳細に再現できる。

また、その行動特性は、次のような共通点があるのだそうだ。

 

@自分自身がとった行動を、きわめて詳細かつ正確に思い出すことが出来る。

@面接で特定できる行動の数が非常に多い。

@多くの種類のスキルを使い分けている。

@普通の人には見られない、独特な発想に基づく行動が必ずある。

@面接で、こちらから質問しなくても、自分で話を続けることが出来る。

@主題が必ず「私」になっている。

 

 なるほど。とくに、最後の指摘はうなづけるような気がする。

 

 参考になった。

 

 

 

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 読みました。「残念な人の思考法」

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://nakamuratest2.bcb.jp/cgi-bin/mt5/mt-tb.cgi/685

コメントする

中村 睦
でんでん工房 代表

東京都杉並区生まれ。
ソフトウエアハウスで二十年ほど勤務した後独立。
現在は「でんでん工房」代表。
日本セキュリティ・マネジメント学会会員。
月に二回程度、お台場の日本科学未来館で展示解説を行っています。(担当は生命科学、地球とフロンティア、国際宇宙ステーション)
趣味はドライブと温泉。
著書に「お気に入りのubuntu」 「理系PC初心者のためのKNOPPIX活用法」など。
連絡先 info あっと denden-kb.jp (あっと の部分を@ にして下さい)

カテゴリ

BCBブログメンバー一覧は、 http://www.bcb.jp/facili/bloglist-main.htmlへ。

最近のコメント

2016年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

サインイン