第3回蓄音器を聴く会<チャリティ>に参加しました

梅本さん主催の、蓄音器を聴く会は、今回で3回目になります。
(第1回は、http://nakamuratest2.bcb.jp/2010/05/post-42.html でも報告させていただいています。)

第2回は、私は仕事の都合で参加できませんでした。しかし、今回は、都合が付きましたので、久しぶりに蓄音器の暖かい音を聴きに池袋に出かけることにしました。

 特に今回は、東日本大地震の影響のチャリティを兼ねているということですので、是非、参加したいと思いました。

 第1回は喫茶店の中でのコンサートでしたが、今回は音響的には不要な音の反射を抑え、床にはカーペットが貼られていた会議室ですので、前回とは異なった環境でのコンサートになりました。

chikuonki3.jpg

前回のコンサートでは、蓄音器自体が初めてに近かったので、音を聴いて驚くだけで終わってしまいましたが、今回は、少し余裕(笑)がありました。

 蓄音器そのものは、職人が心を込めて作り上げた伝統的な作品で、それ自身が芸術品の域に達しています。

 それと同時に、この「楽器」を扱っている梅本さんの、一枚レコード演奏を行うたびに実施する、針を交換し、ネジを巻くという作業、それが、「楽器」に魂を吹き込むような感じを背中の表情からくみ取った感じがしました。
 ネジを巻くといっても、ぜんまい時計をぐるぐる廻すようなものとは違って、ゆっくりゆっくり、ネジのつまみから返ってくる僅かなテンションと対話をしながら、巻き進める必要があり、それは、機械的にスイッチを投入すれば音が出るデジタル機器とは根本的に違うものがあります。

 こういったものも含めて、今回のコンサートも、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 企画をして下さった梅本さんとチーム医療の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

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中村 睦
でんでん工房 代表

東京都杉並区生まれ。
ソフトウエアハウスで二十年ほど勤務した後独立。
現在は「でんでん工房」代表。
日本セキュリティ・マネジメント学会会員。
月に二回程度、お台場の日本科学未来館で展示解説を行っています。(担当は生命科学、地球とフロンティア、国際宇宙ステーション)
趣味はドライブと温泉。
著書に「お気に入りのubuntu」 「理系PC初心者のためのKNOPPIX活用法」など。
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