2011年4月アーカイブ
世の中には、はたから見ると、なんでそういう行動をするのだろう、ちょっと○○すれば、すごくよくなるのに、と考えさせる人が何処にでも居るものだ。
そして、同時に、きっと自分も気が付かないだけで、何か気づきがあれば、ずっとずっとパフォーマンスが上げられるのだろうという期待が何処かにある。
初めのうちは、思ったようなケースについて語られていて、期待通りだと思った。
以前からずっと疑問に思っていたことが有って、今は就職難で面接を100回くらい受けていて、それでも就職先が決まらないという方も多い。
では、面接をする側は、いったいどういうことを考えて、どういう観点から短い時間で相手の人間を見抜くのだろうか。その尺度は、たとえばある人は、どういうものを持って居るのだろうか。
この著者も、面談をして自分の会社に社員を雇う立場として、次のようなことを教えてくれた。
業務特性などにかかわらず、高いパフォーマンスを上げる可能性のある人の話は、以下の特徴を持って居るそうだ。
*話が具体的である。
*過去形で話をしている。
*後付けによる考えではない。
*やればよかった、と後悔していることや、ポリシーではなく、そのときに実際に取った行動である。
*他人とかかわる部分については、その会話内容まで詳細に再現できる。
また、その行動特性は、次のような共通点があるのだそうだ。
@自分自身がとった行動を、きわめて詳細かつ正確に思い出すことが出来る。
@面接で特定できる行動の数が非常に多い。
@多くの種類のスキルを使い分けている。
@普通の人には見られない、独特な発想に基づく行動が必ずある。
@面接で、こちらから質問しなくても、自分で話を続けることが出来る。
@主題が必ず「私」になっている。
なるほど。とくに、最後の指摘はうなづけるような気がする。
参考になった。
梅本さん主催の、蓄音器を聴く会は、今回で3回目になります。
(第1回は、http://nakamuratest2.bcb.jp/2010/05/post-42.html でも報告させていただいています。)
第2回は、私は仕事の都合で参加できませんでした。しかし、今回は、都合が付きましたので、久しぶりに蓄音器の暖かい音を聴きに池袋に出かけることにしました。
特に今回は、東日本大地震の影響のチャリティを兼ねているということですので、是非、参加したいと思いました。
第1回は喫茶店の中でのコンサートでしたが、今回は音響的には不要な音の反射を抑え、床にはカーペットが貼られていた会議室ですので、前回とは異なった環境でのコンサートになりました。
前回のコンサートでは、蓄音器自体が初めてに近かったので、音を聴いて驚くだけで終わってしまいましたが、今回は、少し余裕(笑)がありました。
蓄音器そのものは、職人が心を込めて作り上げた伝統的な作品で、それ自身が芸術品の域に達しています。
それと同時に、この「楽器」を扱っている梅本さんの、一枚レコード演奏を行うたびに実施する、針を交換し、ネジを巻くという作業、それが、「楽器」に魂を吹き込むような感じを背中の表情からくみ取った感じがしました。
ネジを巻くといっても、ぜんまい時計をぐるぐる廻すようなものとは違って、ゆっくりゆっくり、ネジのつまみから返ってくる僅かなテンションと対話をしながら、巻き進める必要があり、それは、機械的にスイッチを投入すれば音が出るデジタル機器とは根本的に違うものがあります。
こういったものも含めて、今回のコンサートも、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
企画をして下さった梅本さんとチーム医療の皆様、ありがとうございました。
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