2010年12月アーカイブ
温かい部屋でサンタクロースから貰ったプレゼントの包み紙を勢いよく破る子供がいる半面、虐待を受けることで暴力行為・自傷行為に走る子供たちが多いという現実を知らないといけないと思います。
先日、テレビを見ておりましたら、一度はやめたは筈の親からの虐待を再度受けた子供は年間に8000人も居るという話を聞きました。
保護された児童が家庭に帰った後、再度虐待を受ける割合は、2割に上るのだそうです。
その要因は何かというと、
- 一旦引き取ったのだが、どうしても子供に対して愛情が持てない
- うつ病などの親の病気が悪化したため
- 引き取った後、離婚や出産など、家庭の状況が変化した
母親にとって、旦那と離婚することで頼りになる存在を失った、または母親自身が自己嫌悪になり、こんな母親居なくてもいい、と思ってしまったり、子供が成長するにつれて別れた旦那の姿に似てきて、どうしても愛情を持てないばかりか子供に対して憎しみ差へ覚えるようになった。。。。。
虐待は、意識や意思に基づいて行っている行為ではないので、いくら相談所の職員と約束を交わしたとしても、抑えられない怒りや、親自身が気づかないものから起きるので、周囲の力や指導で治るものではないのだそうです。
保護のために子供を親から引き離して施設に収容すると、子供にとっては親から引き離されたと思い、親から見ると子供を奪われたと思うのだそうです。
また、施設から家庭に戻され、再度虐待を受けて家庭から出なければ危険と判断されて出された子供は、施設と家庭の両方から見捨てられたという孤独感を持つそうです。
ここには、相談所職員や社会が良かれと思って差し出した救済の手を、当人は勘違いして逆に解釈して抵抗感を持つことが避けられない現実があると思いました。まずは、その勘違い・誤解を解くところから始めないといけないのでしょうか。
皆さんも、年末年始の大掃除で、たくさんのものを捨てられたと思います。
しかし、捨てたくても捨てられないものがあるというのは誰しも思い当るところがあるでしょう。失った恋を追い求め続けるところでテレビドラマが生まれ、また何かの折にアルバムなどを見返すことで思い出に浸ったりする。この快感は、たまらないものがあります。(笑)
もしバブル絶頂期の世の中であれば、この「断捨離」などという考え方は、全くもって見向きもされなかったことと思います。
「捨てられない女」なんていう言い回しを聞いたことがありますが、ごみを大量に抱えて生活をする人も増えているようです。
先日、宗教学者の方が、この「断捨離」についてのお話をされていました。共感を覚えましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。
★★★
現代社会は、普通に暮らしていると、だんだんと自分というものが大きくなるようなメカニズムになっている。
我々は、小さいころから、
*君には無限の可能性が有る。
*諦めなければ夢はかなう。
*No1よりOnly 1
等とメッセージを受けて大きくなってきた。
また、現代教育はそれらが無くては成り立たないので、その中に居ると、ある程度普段から意識して自分を整えないと、自分というものが、どんどん大きくなってしまう。
自分というものが大きくなればなるほど、現実と理想のギャップに苦しむ事態になる。
これは、現代人が陥りやすい罠である。
*自分はこんなものじゃないはずだ、
*もっと自分に合った場所が有るはずだ、
多くの人が、常にそう感じているようだ。
*自分というものが大きくなりすぎて、もちかねて、しんどい。
*「母はこうあるべきだ。。。。」みたいな、より良い自分のイメージが、ガッチリとある。
これらが、強くなればなるほど、苦しみは強くなる。
一度「自分」というものを点検して、うまく整える、そうすると、実は新しい扉が開くというのは、分かるような気がしないだろうか。
我々は、ほおっておくと、どんどん周りからモノや情報が侵入してきてしまう社会に生きているので、現代人にとって必要な知恵は、「どうやって何かをゲットするかと」いうことより、むしろ、「要らないものを捨てる」、「諦める」、ほうが必要になってきている。
「要らないものを【自覚】する知恵。」「【自ら】捨てるという行為を選択する」というところが重要である。
人生においては、諦めなければならない事態はしょっちゅう起こるのだが、しょうがないから、と諦めるのではなく、"自ら進んで"諦める、捨てる、という選択をする。
不思議なことに、こういう断捨離のメッセージに共感する人が増えている、という事が興味深い。
昔から、2度あることは3度ある、と申しますが、私の著作も、とうとう3冊目となりました。
じゃーん。
といいます。どうぞ、お見知りおきを。
1冊目の本で書いたOSが、新しくなったので、それに伴って書き直しになりました。
Windowsでしたら、Me, 98, XP, Vista, 7 と、どんどん変わっていきますが、それと同じようなものです。
本を書いた時、それを編集の方がまとめてくださいます。表紙のデザインや、ポスターなどのキャッチコピーを考えているのは、著作者ではなく、そういった方々です。
私は文章のプロではないので、書きあがったものを読み、推敲し、整えてくださるのは彼らの仕事なのですが、場合によっては広くて深いコンピュータの世界の中でも、たまたまこの方面のご専門では無い方でも、適切に筆を加えてくださって、短い文章で読者に要約を伝える。
彼らの仕上げの具合ひとつで本の売り上げは大きく左右します。
私の怠慢で、今回も締切に至るまでの日程が非常にタイトで、ご苦労をおかけしてしまったのですが、ちゃんと予定に間に合いました。
出来上がったものを手にしますと、苦労は忘れてしまいます。
実にいいかげんなものです(笑)
本を書くようになってから思うのですが、本は、
*難しいことを難しく書く
*易しいことを難しく書く
*易しいことをより易しく書く
に大きく大別できるような気がしています。
本書は明らかに、3番目のカテゴリーに属します。
本屋さんでもし見かけられましたら、一番目立つ場所にこっそりと移動をお願いします。(笑)
深夜24時近くになって山手線渋谷駅に入ってびっくり、ホームがびっしりと人で覆われていました。
エスカレータは、機械的に人をホームに連れて行くのですが、降りても先に進めない。それでも、人が次々とやってくる。階段なら立ち止まれるのだが、機械は止まらない。将棋倒しの身の危険を感じました。
駅の放送では、恵比寿駅で大量の要救護者が発生し、救護活動に手間取っているとか。そんな、電車が1時間近くも停まるような救護って、どんなん?
またサリン?かと思っちゃいました。
で、ツイッター(twitter)を開くと、
・恵比寿駅で両側のドアが開き、乗客が多数線路に転落している
・白目をむいて倒れている人がいる
・ホームに入れない密閉された満員の車両に長時間閉じ込められた人が次々と気分が悪くなり、中にはドアのコックを開けて外に出ていく人がいて、その度に安全点検をするのでまた回復が遅れる
・秋葉原でホームから人が押し出されて線路上へ
・電車のコンピュータがおかしくなり、リセットをしたため、一旦電気が真っ暗になった。その後の初期設定に手間取り、なかなか運転開始できない。。。。
いろいろ情報が飛び込んできます。
でも、ホームで反対側のドアが開く、なんていうのは、満員電車では想定外の事故で、いくらホームドアを付けても意味がない。
この一文のインパクトが強いため、多数のリツイート(他人の書き込みをそのまま引用して、自分がもう一度発信しなおす)が発生。
しかし、報道各社のWebページを見ても、ドアが開いたという話は出てこない。これは、あまりにインパクトが強いので、隠ぺいしているのか、と思ったのですが、虚偽の書き込みという可能性も否定できない。
情報が速いということではツイッターは素晴らしいメディアだが正確性とかは使う人の判断が必要になりますね。もし真実なら、もっと多数の書き込みや写真が流れてきたでしょう。
今日になって再度見返すと、反対側の戸が開いたのは乗客が非常コックを開けたからという話も出ています。また、開きそうになったドアを手で押さえたという別の人の書き込みもある。
しかし、ツイッターという性格を考えると、それが嘘か真実かは使う人がある程度予測できそうです。
それにしても金曜日夜の山手線が1時間停まったら、大変なことですよね。
Suicaではタクシー代出ない。そこで、タクシー代が必要な人はSuicaでも切符を自販機で買えるので、一旦改札を出て切符を買い入りなおす。終電の待ち合わせを実施している小田急京王は、乗り継ぎ後も保障されるが、大江戸線などでは「規約で一切認められない」というので、注意。
私が乗車していた車両の車内放送では、「私鉄をご利用のお客様は、行けるところまで行って、あとは駅員の指示に従ってください。」だそう。ちょっと笑ってしまいました。
あと乗換先の他のJRでは、数本の山手線到着待ち合わせの後の発車になります。たまたま乗車したのが、○●行き方面の最終列車だったので、乗客救済のため、余計に山手線との連絡数を一本でも多く取りたいのでしょう、「あと山手線が3本到着するまで発車しません」。
ますます、駅で足止めを食らう。で、もう誰が見ても乗れない位超満員なんだが山手線が到着する度に、確実に人が乗ってくる。不思議だ。
普段なら見送る人も【●○まで行く最終列車】のアナウンスを聞くと、不可能でも乗ってくる。
喜んだのはタクシー屋さんだけかも。
疲れました。
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