2010年5月アーカイブ

5月15日に行われた、カズさん主催の、蓄音機を聴く会に参加しました。

DSCN2604-1.jpg

会場は、八王子駅から近い、小さな落ち着いた喫茶店でした。

 当初、蓄音機と言うので、大きなラッパのついた、立方体の箱のようなものを想像しておりましたが、行ってみてビックリ。

 綺麗にデザインされた、それほど大きくない、蓋のついた箱がテーブルの上に置かれていました。

 お客様は10人くらい。みんな、本物の蓄音機の音を聴くのは、初めての人ばかりです。

 

 

 さて、一枚目のレコード盤が置かれて、カズさんが慎重に針を落とすと、驚きました。

 すごい雑音。

 オーディオ機器は、ザーみたいなノイズを、如何に減らすかということがチェックポイントの一つになっています。
 ところが、この蓄音機は、そんなこと、一切気にしません。
 針がレコード盤とこすれ合うときの猛烈なノイズは、不思議と曲に温かみを与えるということに、やがて気が付く事になります。
 そして、雑音があることが、当たり前という感じになって行きます。

victor-1.jpg

 一曲掛ける度に、カズさんは針を慎重に好感し、また、適当なタイミングで、ぜんまいを巻きあげます。

ものすごく、アナログな世界です。

次に疑問として沸いてきたのは、この音量はどこから沸いてくるのか、ということ。曲によっては、うるさいと思えるくらいの音量が有ります。

 カズさんのご説明では、レコード針の取り付けてあるピックアップ部分(?)が一番大変で、細い管を伝わりながら、音が増幅されるのだそうです。
 そして、最後に、箱のふたに反射して聞こえてくる。
 蓋には、HMV(His Master's Voice)で有名な、お座りした犬の絵が画かれています。

 その説明は分かったのですが、実際として理解できません。
 かわいい犬がお座りをしてスピーカーから出てくるご主人様の声を聞いて感心してしまう空間です。

 きっと、実は電池が内蔵されていて、小型のアンプとスピーカーが箱の中に仕込まれていると考えた方が自然でしょう。ゼンマイのエネルギーだけで、この音が出ているのです。
 この蓄音機には、構造上、ボリウムというものが存在しません。

 また、大変なことに、針は使い捨てで、一曲演奏する度に、針交換をします。この針は日本では手に入らないので、輸入しているのだそうです。

 暖かい、豊かな音が流れてきます。
 本当にそこに歌手が居るかのような錯覚を覚えるようなものもありました。
 録音装置も大したものがなかったでしょう。歌をうまく聴かせるようなエコーとかも無い事に気が付きました。当たり前です。そのことが、肉声をリアリティ豊かに伝えている要因の一つと言うことも言えるでしょう。

 行ってみて良かったと思える時間を頂きました。

 カズさんありがとうございます。

 なお、この他の写真は、
http://picasaweb.google.co.jp/denden.nck/20100515#
をクリックしてご覧ください。また、画質は悪いですが、
http://kibo.sakura.ne.jp/hmv.mov
ではその時の様子が動画でご覧いただけます。(QuickTimeというソフトがインストールされている事が必要です。クリックして再生が始まるまで、お使いのパソコン環境によっては、15分くらい待たされる可能性が有りますから、時間が有るときにお楽しみください)

 

DSCN2562.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月14日の、仕事の帰り、少々出遅れましたが、行ってまいりました。

http://picasaweb.google.co.jp/denden.nck/20100514#

左上のあたりにある、「スライドショー」を左クリックしてください。終わるときには、ESCキー(キーボードの左上の方)を押してください。

しかし、とっぴょうしもなく 高いので、ズームを最も広角側に引いても収まりません。
それで、動画を撮りました。 Youtubeに載せました。

http://www.youtube.com/watch?v=e0iMGPRAkxU



 東京タワーであれば、下の方が広がっているから安定感も有る。
 周辺も広い空き地や公園。
 でも、ここは、古くからの住宅街で、小さい家がぎっしり建っているし、常連さんしか来ないような小さいスナック、昔ながらの小さな町工場とかがある。
 タワーのすぐ隣が川になっているのも解せない。

 商用施設が出来ると、タワーの下の方は見えなくなるというので、慌てて撮影してまいりました。

 さて、どんな出来上がりになるのやら。

 

 

銀座の歌舞伎座が、いよいよ終わってしまいましたね。

DSCN2404.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この帰り道に、なんだか面白い組み合わせの景色を発見しました。

 松屋、吉野家、さくら水産が ぐるぐる回るだけの私の豊かな食生活はお仲間の間では知られるところですが、松屋通りに吉野家を発見。まあ、ここは銀座なので、マツヤ違いなのですが、なんだか面白かったので、パチリ。

yosino.jpg

中村 睦
でんでん工房 代表

東京都杉並区生まれ。
ソフトウエアハウスで二十年ほど勤務した後独立。
現在は「でんでん工房」代表。
日本セキュリティ・マネジメント学会会員。
月に二回程度、お台場の日本科学未来館で展示解説を行っています。(担当は生命科学、地球とフロンティア、国際宇宙ステーション)
趣味はドライブと温泉。
著書に「お気に入りのubuntu」 「理系PC初心者のためのKNOPPIX活用法」など。
連絡先 info あっと denden-kb.jp (あっと の部分を@ にして下さい)

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