分かりにくい割引システム
http://pt-con-keiko.bcb.jp/2009/09/post-85.html
で、中島さんが携帯電話の月々のお支払いを節約する方法について述べておられますが、ちょっと前まで携帯の課金ルールって、すごく複雑だったと思いませんか?
まず、自分がいったいどのプランで契約すれば最もお得なのか、まったくわからない。診断してくれるWebサイトがあるというので利用しようとして開くと、自分が使用することになる見込みパケット数、通話の時間、相手先などを、細かく細かく入力することを強いられます。そんなの、その時になってみないと分かりません。出張が多くなったり、冠婚葬祭では携帯の通話料金は飛躍的に増大するもの。
それで、各社、課金ルールを簡素化したと思うのですが、そこで旧プランから新プランへの移行が発生。これがまた、よく、わかんない。
並んで大変分かりにくいのが、高速道路の課金なんです。ETCを使うと、使わない場合に比べて安くなるのは分かる。
では、その安くなるパターンなんですが、これが実に複雑なんです。
割引のタイプには、おなじみの休日特別割引のほかにも、平日昼間割引、深夜割引、通勤割引(朝夕)、早朝夜間割引があります。その他に、期間限定で社会実験という割引も混在。さらに、圏央道だけ全線利用割引、連続利用割引。これらは割引率が30%だったり50%だったりします。また、割引対象の時間帯が、なんと重複している場合がある。
その、時間の定義が複雑。対象の時間帯にクルマが高速道路上に存在していればOK,なんていう甘いものではありません。たとえば通勤割引は朝は6~9時なんですが、6時前に高速に乗ったとして、降りるのが9時前ならば50%割り引きなんですが、9時を1分でも過ぎてから高速を降りれば、割引されません。パーキングで仮眠したりすると、半額ではなくなってしまうかもしれない。
休日割引が適用されるか否かも複雑。休日の前日から高速に乗って、休日になってから(深夜0時を超えて走った場合)、および休日に乗って月曜日になってから降りた場合、微妙です。平日から平日に替わる場合とでは計算方法が異なります。
夜20時から朝6時までの夜間割引に重なって、含まれる時間帯の24時から4時までは深夜割引です。それらの割引率は異なります。
19時に乗って 21時に降りる 3割引き
19時に乗って 1時に降りる 5割引き
21時に乗って 1時に降りる 3割引き
21時に乗って 5時に降りる 5割引き
19時に乗って 7時に降りる 5割引き *
これらを、すっと理解できる方は少ないと思います。しかも、先程の通勤割引なら割引が無くなる、時間帯開始前から乗って終了後に降りた場合のケース、こちらの夜間割引では、* マークのケースですが、ちゃんと5割引きになります。同じパターンでも割引の種類によって割り引かれるか否かが異なる。
また、実は抜け道があって、ある割引では連続走行距離が一定数を超えると割引が無くなるので、途中でいったん降りて、直ちにまたそのICから乗ると、1回あたりの走行距離が短くなるので、ちゃんと5割引きになる。(でも、連続走行距離に制限がない割引もあり、その場合は途中でいったん降りると高くなる)
通勤割引は朝夕それぞれ1回しか割引になりませんが、朝に2回乗る人はETCカードを2枚持っていれば2回とも割引になる。
すべての道路が割引になるわけではありません。東名なら東京から厚木まで、中央なら高井戸から八王子までは課金のルールが異なり、その他の部分が割引になっても、これらの区間は安くならないときがある。 同じ千葉に行くのでも、京葉道路と東関道では割引になったりならなかったりするのです。
サービスエリアに居たNEXCOの案内の人に、「どうしてこんなに複雑なんだ?」 と伺ったら、「わかりにくくするためです。」と即座に答えが返ってきました。
一歩上手(うわて)の答えに私は返す言葉が見当たらず、即、退散してきました。笑
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