日食。結局、お台場から見ました。
日食はだいぶテレビ等でも話題になりました。
みなさんは、ご覧になりましたか?
今回は皆既日食が見られるエリアが日本に近かったわけで、南に旅立った人も多かったと思います。
それ以外の場所では、部分食といって、太陽の一部だけが欠けていたわけです。
東京も、その部分食でした。
今回、完全に太陽が隠れた様子を見ることが出来た場所は、
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/image/map-japan.jpg
の、下の方の斜め線の場所に居た人だけです。
私のお知り合いは、筋がね入りの天文ファンが多く、中国に出かけたり、漁船を貸切、遊覧船のツアーに参加、はてまた、飛行機を仲間内でお金を出し合ってチャターし雲の上から見た人とか、半端ではありません。
私自身は仕事の兼ね合いで連続した時間がとれず、結果的に遠くに移動できませんでした。
朝から全国的に雲が多く、それでもインターネットの予想で最初のうちは長野方面に雲の切れ目が出そうという事で、慌てて車を出そうとしましたが、結局雲が厚く、日本海近くまで行かないとダメだという事がわかりまして、1時間で急に新潟は行けず、諦め。
で、結局、お台場の日本科学未来館に行きました。ここなら、イベントで日食観測用のメガネとか、天体望遠鏡もある。
しかし、甘かった。平日なのに夏休みという事もあって大量のお客様が押し寄せて、近づくこともできない。
東京で太陽が最大に欠ける時間は雨でした。それでも、空が見えるビニル傘をさしてカメラが濡れないように注意しながら、ずっと太陽の居るだろう方向を見つめ続けていました。稀に、覆う雲が薄くなるポケットみたいなところがあり、そこから一瞬太陽が顔をのぞかせることに気がつきました。
しかし、デジカメはシャッターを押してから実際に撮影されるまでホンのわずかですが時間がずれます。その間に次の厚い雲が押し寄せる。悩んで、連写モードにして、そろそろ雲が薄くなりそう、と感じた瞬間に、
ダダダダダダダダ
と連写しまくりました。そうやって撮った写真を載せます。太陽を削っているのは月の姿です。もうだいぶ、太ってきた時間帯ですので、余り欠けていないのが残念です。
太陽は1億5000万キロの距離に、月はわずか38万キロの所に居ます。 大きさも距離も全然違うものがたまたま同じところに見えた時、ぴったり大きさが重なるというのは、尋常な偶然ではないと思いませんか? 実際に皆既食を見に行ったお仲間の話では、皆既の瞬間で空気が変わる様子がすごいのだそうです。気温が下がり、動物たちが慌てて夜の行動をとり、冷たい風が吹く。一瞬で電気を消したように辺りが暗くなり、星が見えだす。人生観が変わった、とまで言う人が居ます。人間は、大自然というよりも、大宇宙の中で生かされている、と肌で感じられるのだそうです。同じことは、宇宙飛行士のコメントの中に時折見かけます。さすがに宇宙に行くのは大変ですが、その感覚を味わうためには、皆既日食を見に行くというのは比較的≪手軽≫な手段なのかもしれないですね。 私もぜひ、そんな感覚を一度味わいたいと思っています。
今回の皆既食で、ダイアモンドリングという言葉がしばしば紹介されていましたが、あれは、余りにぴったり重なった太陽と月の輪郭で、月の表面のクレーターとかのわずかな凸凹で、漏れて見える太陽の光が一点に絞られたときに見える現象です。そんなのって、あり得ないくらいの偶然の重なりじゃないですか。
さて、次に日食が見られる時ですが、マスコミによると、2035年9月2日だと繰り返し伝えられています。
実はこれは、半分うそで、半分本当です。
日食には、今回のように月がぴったり太陽を隠すことにより真っ暗になる皆既食と、微妙に月が地球よりの状態で重なるために太陽を隠しきれず、細いドーナッツのように太陽が欠ける金環食があります。
確かに皆既食は26年後なので、生きているかも怪しいのですが、金環食で良ければ、次は2012年5月21日です。
このときは、海外まで行かなくても東京付近でも十分見ることができそうです。
また、その時が近くなってきたら、ご案内をいたしますね。
そうそう、日本科学未来館にもお越しください。
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