2009年6月アーカイブ
国際健康美学会様主催の、6月8日「サロンを元気にするセミナー」に参加させていただきました。タイトルは、
「サロンのリピート客を増やすための販売心理学」
http://www.therapylife.jp/for/news/090514.html
ということでしたが、「サロン」に限らず、あらゆる接客業でも応用が可能で、役に立つ話であると感じました。
私自身は本業が「ITコンサルタント」なので、「サロン」とは全く異業種の話のように思われるかもしれませんが、作ったプログラムに対するお客様との思わくの行き違い、不満といったもの、また次のお仕事への掛け渡しという点では、人の体に直接触れるサロンの経営をされている方とは比較にならないとは思いますが、それなりに悩むことが多々あります。今日のセミナは、そこから学ぶべきものが沢山吸収できたと思います。
前回のブログで私が書いた、茂木さんが翻訳をされた本は、脳についての「科学的」な本ですが、「宇宙の偉大な存在との繋がりを瞑想から感じること」みたいな一見すると宗教的な文面までが出てきて驚かされました。
引き寄せの法則、というのはBCBファシリーテータの方々も良く口にされる言葉ですが、脳科学的には、たとえば相手の表情を真似したりすることで、相手と同じ感情に脳が働くという機能があり、相手との気持ちのシェアに繋がるのだそうです。
生後間もない赤ちゃんにも相手の顔の表情に自分自身をシンクロさせたりする能力があるという話を、NHKのサイエンスZEROという番組でもやっていて、実に驚いたことがありました。その顔の表情を司る脳の部位は、右脳側なんですが、それは言葉の管理を行う、ブローカー、ウエルニッケと呼ばれる左脳の重要な部位とちょうど左右対称の位置にあるのだそうです。単なる偶然とは思えない神秘さを感じました。
例えば、相手が笑顔を作っているときに自然のうちに自分も笑顔になっていることもある。すると、気分も明るくなる、といったような。
脳科学的に言う「引き寄せいの関係」とは、そういうことを言うのですね。相手と同じ感情を抱けてそこに共通感が生まれれば、人間関係の壁も取り外されてしまいますね。
相手が不快そうな表情をしていれば、自分もなんだか不快になってしまいます。
うつの症状のためにみけんにしわを寄せる癖のある方の、しわを取り去るように表情を意識してもらうと、うつ症状が軽快することがあるのだとか。
悩みがあるときに解決策が向こうからやってくる、強く念じれば周りが考えている方向に動く、といいますが、精神世界の時に宗教的な本書いてあったその話が、脳科学の本にも書いてあったことは意外でした。きっと真実はひとつで、異なる色々な異なる方向からアプローチしても、結論が同じであるとすれば、それは真実なんだろうなあ、なんて考えていました。
初対面の方とお話をしていると、実は出身(地、校、郷、趣味など?)がどこかかぶって(同じ)いたり、共通の知り合いが居たりして驚くことが有ります。今まで、相手の方とは心の距離が凄くあったとしても、突然強い親近感を覚えます。もう何年も深いお付き合いをしたかのように考えたりもします。心のマジックです。
これを逆手に取ったのが『異性を口説く」やビジネス上でキーパーソンに近づく方法として良く本に紹介されていますね。
つまり、人が、人に対して持つ警戒心とか壁とかいうのは、ほんのささやかな気持ちの持ちよう一つで大きく変わってしまう些細なものであるということなんでしょうかね。
でも、異性を口説くのは、本のようにはうまくいかないのですが。。。。(;^_^A アセアセ
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